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エンジンオイルの役割とは!?車のパフォーマンスを最大限に引き出すために知っておきたい基本知識!

isao715

エンジンオイルの重要な役割

エンジンオイルは、車のエンジンにとって欠かせない要素であり、その役割は多岐にわたります。ここでは、エンジンオイルの主な役割について詳しく解説します。

潤滑作用

エンジン内部には、ピストンやシャフトなどの金属部品が高速で動いており、これらの部品同士の摩擦を最小限に抑えることが必要です。エンジンオイルは、これらの部品表面に油膜を形成し、摩擦や摩耗を防ぐことでエンジンの寿命を延ばします。

冷却作用

エンジンは運転中に高温になります。エンジンオイルはエンジン内部を循環し、熱を吸収してオイルパンで冷却されることで、エンジンの温度を一定に保つ役割を果たします。これにより、エンジンの過熱を防ぎ、安定した性能を維持します。

密封作用

エンジンオイルは、エンジン内部の微小な隙間を埋めることで、気密性を保つ役割も果たしています。これにより、圧縮漏れやオイル上がりを防ぎ、エンジンの効率を高めます。

洗浄作用

エンジンが動いている間、燃焼過程で生じるスラッジやカーボンデポジットなどの汚れが内部に蓄積されます。エンジンオイルはこれらの汚れを吸着し、オイルフィルターを通じてろ過することで、エンジン内部を清潔に保ちます。

防錆作用

エンジン内部は高温と外気温の差により結露が発生しやすく、その結果錆が発生することがあります。エンジンオイルは、金属部品の表面に被膜を形成することで、水滴の付着を防ぎ、錆の発生を抑制します。

緩衝作用

エンジンの動作中には、内部の部品に対して大きな圧力や衝撃がかかります。エンジンオイルは、これらの部品に油膜を作ることで圧力を分散させ、部品の損傷を防ぎます。

まとめ

エンジンオイルは、潤滑、冷却、密封、洗浄、防錆、緩衝といった多様な役割を果たし、エンジンの性能と寿命を維持するために不可欠です。適切なオイルの選択と定期的な交換は、車のパフォーマンスを最大限に引き出し、長期間にわたってエンジンを良好な状態に保つために重要です。

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委員長のプロフィール
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SS向上委員会 委員長 SS指導のプロコーチ
タイヤ・オイル・バッテリ・洗車収益向上サポーター。 理論に落とし込む作業技術指導サポーター。 SSマネジメントサポーター。
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